フィロデンドロンの肥料は基本的に無くても良いのですが与えた方が生長が早くなるため大きく育てたい場合には必要になります。 注意点としては冬場の生長が緩慢になるときに多くの肥料を与えてしまうと肥料焼けをする可能性があるので春~秋の生長期に与えるようにします。 適温などの環境がある場合は外の環境と違い生育するので規定量よりももっと薄めて与えるのが効果的です。
夏場も外や高温環境で育てている場合は植物が高温でバテてしまうので肥料はなるべく控えます。クーラーの効いた室内環境で育てていたり温度が一定環境ならどんどんあげましょう。
基本的に液肥は適切な濃度に希釈したものを記載通りに与えるのが正しいのですが、個人的には記載倍率より3~5倍薄めの液肥を作り葉面散布しながら鉢にも与えるのがいいと思います。理由は薄めで与える分には肥料焼けの心配が少ないことと置き肥も併用できるということです。薄めで与えておけば肥料過多の心配も減り失敗も減ります。緩効性の置き肥を与える場合は有機肥料ではなく化成肥料を使うことでコバエの発生を予防することができます。
無機質の土で育てていると葉が黄色くなってくる場合があります。害虫や病気による症状も考えられますが植え替えてから肥料を一回も与えていない場合は肥料不足の可能性があります。その場合は即効性のある液肥を施肥し少し間をあけてから緩効性の置き肥を与えると良いでしょう。
育てている方の環境や自分がどう育てたいかによって変わってしまうのですが、薄めの肥料を推奨している理由はなるべく失敗の少ない方法を選択するのが良いとの思いからです。極薄めの肥料ならいつあげたか忘れて毎回与えたとしても大丈夫です。
フィロデンドロンに有効な肥料は多種多様ありますが手に入りやすいものを基本として2~3種類を併用するのがいいと思います。理由としては人間だって同じ食事だと飽きるのと肥料配分が偏り悪くなる気がする点です。
元肥はこれから苗を植えたり植え替えたりしようとしている土にあらかじめ混ぜておく肥料です。ゆっくり効果のあらわれる有機質肥料や緩効性肥料、遅効性肥料などがあります。ただし元肥を与え過ぎたり、肥料の種類によっては植物の根を傷めてしまう場合もあるので注意が必要です。
植え替え時にマガァンプK以外の元肥を混ぜ込んだ場合は鉢密閉や全密閉の方法は根を痛めたり肥料焼けを起こすので利用できません。
植物の植え付け、植え替え時に、土の表面に置くのが「置き肥」です。土の中に混ぜ込まないため肥料効果が持続するのも特徴。水やりのたびに少しずつ溶け出す固形肥料が一般的で匂いが少ない緩効性の化成肥料が虫がわきにくくおすすめです。
コーティング肥料は扱いが難しく環境によって溶け出す濃度が変わってしまったり水やりの頻度によっても濃淡が出てしますので初心者は避ける方が無難です。
植え替えたりした後、植物の生育の状態に合わせて栄養を補うために与えるのが追肥です。すぐに効果があらわれる化成肥料や速効性のある液体肥料が一般的です。
葉面散布とは植物の葉に直接液体肥料や水をスプレーする方法です。葉の表面から栄養分や水分を吸収させることで速やかに植物に必要な成分を届けることができます。
肥料登録番号91219
唯一元肥として使用しても鉢密閉や全密閉ができる肥料です。これ以外を使った場合は鉢密閉や全密閉をすると根を痛めたり肥料焼けを起こしたりします。
N-P-K-Mg=6-40-6-15 マグネシウム配合。マガァンプKは植えつけ・植え替え時に元肥として土に混ぜ込むだけ!
肥料登録番号101206
手に入りやすく使いやすい液体肥料です。規定倍率は観葉植物で500倍、洋ランで1000倍、サボテン・東洋ランで2000倍ですが記載通りの倍率でいきなりあげてしまうと肥料濃度が高すぎて葉が黄色く肥料焼けをしてしまう可能性があります。ですので最初は薄めの薄めで5000倍くらいの溶液を作り葉面散布と併せて水のように鉢植えにバシャバシャとあげるのがいいと思います。もったいながらずにちゃんと鉢から水が流れ出るぐらいあげましょう。
最初は重湯で慣らしつつ生育期のガンガン育っているときに規定倍率でたっぷり食べさせるイメージがいいと思います。薄目で与える分には失敗が少ないです。
与える頻度は、極端に言えば薄めの薄めなら毎回与えても平気なのですが液肥は水で流せばリセットできるので薄めの液肥→水→薄めの液肥というような順番であげるとよいと思います。
N-P-K=6-10-5 初めての園芸に使える心強い味方!水でうすめて使うだけ
肥料登録番号92304
微粉は優秀で手に入りやすく使いやすい液体肥料です。粉ですが。規定倍率は観葉植物で500倍、洋ランで1000倍、サボテン・東洋ランで2000倍ですが記載通りの倍率でいきなりあげてしまうと肥料濃度が高すぎて葉が黄色く肥料焼けをしてしまう可能性があります。ですので最初は薄めの薄めで5000倍くらいの溶液を作り葉面散布と併せて水のように鉢植えにバシャバシャとあげるのがいいと思います。もったいながらずにちゃんと鉢から水が流れ出るぐらいあげましょう。溶けきらない白い粉は心配する必要はありません。
最初は重湯で慣らしつつ生育期のガンガン育っているときに規定倍率でたっぷり食べさせるイメージがいいと思います。薄目で与える分には失敗が少ないです。
与える頻度は、極端に言えば薄めの薄めなら毎回与えても平気なのですが液肥は水で流せばリセットできるので薄めの液肥→水→薄めの液肥というような順番であげるとよいと思います。
N-P-K=6.5-6-19 すばやい効き目で植物を元気に育てる
水にうすめた時に出る少量の残留物は、主にリンサン成分とカルシウム成分です。これらの成分は水では溶けませんが、根から出る酸や微生物の働きによって、ゆっくりと効く緩効性の肥料成分です。水と一緒ににごった状態で株元に与えると無駄なくお使いいただけます。
古くはメネデール、最近ではリキダスなどの活力剤が一般的に販売されています。中にはバイオスティミュラントと呼ばれる最新の研究による製剤もあり、実際の効果がよくわからなかったりするかもしれませんが肥料と併用することによって室内園芸の植物に足りない成分を補うことができます。
主な製品は